(昨日の続き)
上山を出てから国道13号線を約40分北上、
天童市へやってきました。
目当ては
天童木工のショールーム。
工場の敷地内にありますが、ショールームの見学は自由にできます。
天童木工といえば柳宗理デザインのバタフライスツール。
プロトタイプのものが展示されていました。
今の自分の生活スタイルでは
大きなソファやダイニングセットは必要ないけれど、
いつかはチェアなんか手にすることができたらいいなぁと想像を膨らませました。
ショールームの楽しみの一つはこの「想像」もしくは「妄想」を膨らませるところにある。かもしれない。
木の車もあった。
ちゃんと大人が乗れるくらいの大きさです。
それと実際の車の内装も手掛けているそうです。
木目のステアリングとか、高級車専用の内装ですな。
帰り際に、天童木工の社員さんが作った手作りの天童市の観光マップをもらいました。
この地図をたよりに
「腰掛庵(こしかけあん)」に行ってみることにしました。
夏のかき氷が有名なお店ですが、もうシーズンは終わり。
それどころかこの日はすでに夕方近く、喫茶時間も終わっていました。
もう、売り切れかなー?
とダメもとでお店をのぞいたらわらび餅だけは買うことができました。
口の中でぷりぷりもちもち。
香ばしいきなこには甘みは少なく、わらび餅自体にいい塩梅の甘さがあります。
築120年というお店の建物も趣がありましたが
閉店直前と慌てていたのか、外観の写真一枚も撮っていませんでした。
入口そばにある金木犀が咲いていい香りを放っていました。