昨日の続きです。
大橋を渡りました。
画面左が昨日の記事で歩いたところです。
川を渡ると、すぐに川内追廻です。
集団移転が進み、今はもう数軒の家を残すのみの地区です。
家がないと、電信柱がやけに強調されます。
これは‥宮澤賢治の「月夜のでんしんばしら」の世界?
(あちらは鉄道の電信柱だったけど)
ドッテテドッテテ、ドッテテド。
戦後間もなく、引揚者や空襲で家をなくした人のために
仮設住宅地として作られたのがこの住宅地の始まりだそうです。
(江戸時代には、仙台城の守りを担ったという歴史もある)
移転が済んだら公園が整備されるとか。
消えようとしている風景か。
なんらかの形で、こういう歴史があったということも伝えられるといい。
市の中心部からほど近いところにある場所だということを、忘れそうな風景です。
夢中になってどんどん奥に進んでしまいましたが、
ひと気もなく、急に怖くなってきました。
対岸の紅葉を撮って、引き返すことに。
次は隣接する仙台城三の丸(仙台市博物館)へ
お堀にオシドリ夫婦がいました。
嘘みたいな鮮やかな羽毛ですね。
紅葉も今がピークの鮮やかさ。
博物館の庭で一休み。
大きな仙台城下町地図が足元にあったので。
今日は「琵琶首丁」とあるあたりから出発して、
「花壇」そして今「三の丸」にいます。
休憩後、まだ歩けそう。
国際センターの紅葉を眺めながら。
ゴールは宮城県美術館です。
さすがに疲れた。美術館のカフェでホットココアで一服です。