(昨日の続き)
階段を登って靴を脱いで庫裡に入ってゆくと間もなく
!!!
石庭見えなーーーーい
修学旅行生、外国人の団体さん。次々と人の波があるのです。
(ちなみに私見ですがフランス人団体多かった。なぜフランス人とわかったかというと、声が大きいのです。)
慌てず騒がず波が過ぎるのを待つとようやく
いいポジションに腰を下ろすことができました。
石庭は東西25m、南北10mの空間に白砂を敷き詰め、大小15個の石を配した庭です。
早々に写真を撮るのを切り上げてしばらく眺めていました。
海に浮かぶ島のようにも見えるし、もっとじっと眺めていると調和とか緊張とかそんな言葉も浮かんでくる。
どう切り取って見るかでまた印象が違ってくるので座る場所を移動してみるのもいいし、
ただただしばらく眺めているとまた何か気づきがあるかもしれない。
見方感じ方、時間をかければまだまだ自由に楽しめそうです。
方丈の襖絵。
方丈の裏手に回ってみました。
苔がすごい。雨上がりのせいもあって、ひんやりとして湿度が高く感じます。
侘助椿の古木は花の季節は終わってしまっていましたが、
しっとりとした苔に覆われた姿が趣がありました。石庭はあんなに賑やかだったのに、静かだ‥。
(日本最古の侘助椿と書いてあった!)
つくばいは水戸光圀の寄進と言われています。
写真みづらいですが、上下左右に「五、隹、疋、矢」の4文字が書かれていて、
中心の四角を「口」として「吾唯足知(われ ただ たるを しる)」と読みます。禅の格言です。
外へ出ました。
普段は開かない勅使門。
門を入って左手に方丈、右手に庫裡があります。
石庭を囲う土壁は外側から近くで見るとこんな感じです。
鏡容池を来た時とは反対の方向から眺めます。
けっこう長い時間を過ごしました。
ここからは仁和寺や金閣寺がほど近いので、
時間があればと思っていたのですが時間切れです。