震災から半年がたちました。
繰り返し言っているような気がするけど、
宮城に住んでいながら、被害がほとんどなかった私は
元気に日常を取り戻しています。
そして地震と津波とその後に続く様々のことを
考え続けています。
無関心になってしまうことも忘れることもないように
考え続けていきたいと思っています。
自分が住む宮城が、東北がやっぱり大好きで大切だから。
そして自分を取り囲む大切な日常が、
とてもはかないものだということをあの日以来
じわじわと感じています。
より一層、そんな日常が愛しくなりました。
もっと大切にしたいと思いました。
大切なものを奪われてしまった人にかける言葉は今も分かりません。
少しずつ、光が見えてくればと、
そんなことしか思いつきません。
当初は「今日のご飯はあるけれど、それじゃ3日後は?」
そんな焦燥感で、毎日お店の行列に並んでいました。
それだけでいっぱいいっぱいだったけど、
時間とともに周りのことが見えるようになってきました。
テレビや新聞が伝えるニュースに怒ったり悲しんだり。
オットの地元の友人がおかれた大変な状況を聞いたり。
怒りたくないなとずっと思っていたけど、
不当だと思ったのなら、
怒ってもいいのだと思うようになりました。
そうしないと伝わらないこともあるから。
ただ相手を憎まず、攻撃せず。
怒ることとこれらは似ているようだけど、
違うような気がしています。
(まだこの辺りは気持ちと言葉がしっくりときていません)
半年の気持ちを
足したり引いたりしながらなんとかまとめようとしましたが
うまくいきません。
少しずつでも良い方に進みますように。
とにかく元気で。あきらめない心で。