連休を利用してオットの実家のある気仙沼へ行ってきました。
私は震災後初めての気仙沼入りです。
全て流されて建物の土台と瓦礫だけを残す場所では
以前は見えなかったはずの海が見通せます。
見通せることが怖かったです。
あと数メートル内陸寄りに家を建てていたら、
あと数メートル高い土地に家を建てていたら、
わずかの差で流されるか残るかの分かれ目がありました。
やりきれない気持ちになります。
津波だけではなく、火災の被害もあった地区も見てきました。
震災の直後よりは道路は通れるようになっていたそうでしたが、
瓦礫は気が遠くなりそうなくらい、高く積まれたままです。
復興という言葉がとても遠く感じました。
それでも瓦礫を前に作業を続ける人たちをたくさん見ました。
見てただけの私が、復興が遠い…などと言ってる場合じゃありません。
私もできることを黙々とこなすと決めたのですから、やるしかないです。
港のすぐ傍にあって、気仙沼へ行くたびにコーヒーとドーナツを買っていた
「アンカーコーヒー」も大きな被害を受けました。
しかし、新しい一歩をもう踏み出しています。
被害が小さかった内陸側の店舗は営業を再開していました。
道の駅かわさきの店舗で、コーヒーとフードを買いました。
おいしかったです。
がんばっているのでした。私も応援しますよ!