金曜日の夜に祖父が亡くなりました。
2月に体調を崩し危篤状態になり、病院でたくさんの管につながれた祖父の姿を見た時、もうダメだと覚悟をしました。
「今晩が峠」そんな言葉をお医者さんからも言われていたのです。
祖父は、8年前に心臓の大きな手術をしました。その時も80歳になろうという高齢だったのにも関わらず元気に回復しました。本当に心も体も強い人でした。頑丈、といってもいいと思います。
そして2月の危篤状態からも、家族を驚かせるような回復をしたのです。何度めかの危機を脱し、退院することができました。
亡くなったその日も元気だったそうです。
ひ孫と一緒に自分の足で庭を散歩し、好きなおかずを食べ、
そして、あっという間に逝ってしまいました。
和室に横たわる祖父の姿に対面した時には、とても心細いような気持ちになりました。
しかし、出棺の準備が始まり、きれいに支度を整えた祖父はとても穏やかな表情に見えました。
あちらの世界への旅はきっとよいものになる、そう思えました。
おじいさん、ありがとう。
「ああいう逝き方はすごくおじいさんらしかった」と従妹と話しました。
この3日間はばたばたしてしまったけど、これからゆっくりおじいさんのことを懐かしみたいです。